S18 シングル最終49位 盾を得た剣の王

みなさん、こんにちは ohvi です。

レギュレーションGシーズン18お疲れ様でした。

今回、最終49位を達成したので、記録のために構築記事を書くことにしました。

気になった方は是非最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。

 

目次

 

 

~シーズン18使用構築~

 

~レギュレーションGの考察~

レギュレーションGからは禁止伝説ポケモンが解禁となり、各構築に1体まで加えることができるようになった。言わずもがな伝説ポケモン種族値が高いため、どの構築においても、必ず伝説ポケモンが軸となることには違いなく、いかに相手伝説ポケモンポケモンを抑え、こちらの伝説ポケモンを通すことができるのかが今期の勝ちに繋がると考えた。一通り伝説ポケモンを試してみたが、今期はザシアンを使うことに決めた。

ザシアンを採用した理由は主に3点

①鋼、フェアリーの複合タイプであり、耐性が優秀

 どくびし構築相手にても躊躇する必要がない

②初手からA上昇する特性のふとうのけんが優秀

③すばやさ135族よりも早い

そして、ザシアンを使う際のデメリット

①もちものが固定されてしまっている

②特性が最初の1回しか発動しない

メタモンでコピーされた相手のザシアンが強い

 

次に、主に環境に存在する想定する相手のポケモンを考察した。

①バドレックス(こくばのすがた)

ザシアンより早く動いてくるため、対面での突破が難しい。

対面突破を図るならノーマルテラスでアストラルビットを受け流すことが必要、もしくはくさわけですばやさを抜いてからの突破が必要。(ノーマルテラスを合わせられた場合やこだわりスカーフもちには勝てない)

②コライドン

特性のひひいろのこどうで天候を晴にし、炎テラスニトロチャージフレアドライブで対面突破される可能性がある

こだわりスカーフには無償で対面突破される可能性がある

③ミライドン

特性ハドロンエンジンでエレキフィールドで、電気テラスされると対面突破されてしまう。こだわりスカーフにはコライドンと同様に無償で対面突破される可能性がある

④テラパゴス

ザシアンの優秀な複合タイプを無効にしてくる、専用技のテラクラスター(ステラ)が強い。テラパゴスはテラスタルが前提のポケモンになり、とりまきのその他ポケモンにテラスタルを使えないことを前提に行動できる

⑤バドレックス(はくばのすがた)

ザシアンの専用技のきょじゅうざんで弱点をつけるのはよいが、相手もそれは認識しているため、テラスタルを使用される。テラスタルを使用されると高耐久高火力で押し切られてしまう

カイオーガ

こだわりスカーフのしおふきの瞬間火力が高い。天候の雨はザシアンの弱点の炎タイプを等倍に抑えてくれるため、その点はよい

⑥ホウオウ

ザシアンのタイプ一致技の鋼、フェアリーを半減にし、せいなるほのおで有利を取られてしまう。ザシアンで対面突破は図るにはテラバースト(岩)が必須

⑦ザシアン対策のポケモン

物理耐久の高いあくびもちカバルドン、ヘイラッシャやラウドボーン、特性いかくのランドロスウインディ、鋼タイプのブリジュラスやハッサムを想定した。

 

その他にも考察すべきポケモンは存在するが、全ポケモンへの対応は現実的に難しいと考えたため、構築の補完枠でカバーすることにした。

 

~使用構築の詳細紹介~

ザシアン(けんのおう)

特性:ふとうのけん テラスタル:鋼 もちもの:くちたけん

実数値(努力値):175(60)-202(252)-135(0)-x-135(0)-212(196)

技:きょじゅうざん、じゃれつく、ほのおのきば、まもる

採用経緯:冒頭で述べたため、採用経緯は省略。すばやさ135族の上から動きたいかつため196まで振った、Hは16n-1を採用。アタッカーのためAは252振り。

きょじゅうざん、じゃれつくはタイプ一致技のため採用。こだわりアイテムもちのポケモンに対して安定させるためまもるを採用した。また、まもるは天候やフィールドのターン消費を稼ぐのにもかなり役立ち、採用した恩恵はかなり得られた。シーズン序盤は、ランドロスが多かったため、こおりのきばを採用していたが、シーズン終盤はハッサムが増えてきたためほのおのきばに変更した。テラスタルタイプの鋼は、メタモンにコピーされた際、対面突破できるようにするために採用。きょじゅうざんの火力の底上げにも役立った。元々のタイプが優秀なため、貴重なテラスタルを一般ポケモンに残せるようにテラバーストを不採用にしたかったこともある。

 

カイリュー

特性:マルチスケイル テラスタル:ノーマル もちもの:いかさまダイス

実数値(努力値):195(228)-204(252)-115(0)-x-120(0)-104(28)
技:しんそく、スケイルショット、じしん、アイアンヘッド

採用経緯:ザシアンとのタイプ相性補完がよいため、本構築の軸のザシアンのパートナー枠として採用。アタッカーのため、A特化。S+2で最速テツノツツミ抜きの28振り、余りH。

当初はりゅうのまいの採用を考えたが、りゅうのまいを積むことが難しいこと、環境の伝説ポケモンのSが高いため、1舞で抜くことが難しいため、採用を見送った。こだわりハチマキの採用も考えたが、技の一貫性を確保することが難しいと感じたため、打ち分け可能なアイテムを検討した。特性のマルチスケイルを活かし、Sを上げれるスケイルショット採用のためいかさまダイスに決定。テラスタルしんそくの火力の底上げのため、ノーマルテラスを採用。

 

ガチグマ(アカツキ

特性:しんがん テラスタル:フェアリー もちもの:ラムのみ

実数値(努力値):211(180)-x-140(0)-205(252)-85(0)-82(76)

技:ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうは、つきのひかり

採用経緯:ザシアン対策の物理の高耐久に対する枠として採用。ラムのみを持たせることであくびサイクルを無効にし、ブラッドムーンを打ち込み相手のサイクルを崩していく。最大打点を持つようにC特化。Sは無振り60族抜き抜き、余りH。

ラスタルは、コライドン、ミライドンを意識し、フェアリーテラスタルを採用。

特にミライドンに対しては、ザシアンと組み合わせることでタイプ一致の一貫を切ることができる。

ザシアンを通すために一番活躍してくれた。

 

イーユイ

特性:わざわいのたま テラスタル:ほのお もちもの:とつげきチョッキ

実数値(努力値):131(4)-100(0)-90(0)-205(252)-140(0)-152(252)

技:あくのはどうかえんほうしゃ、オーバーヒート、ニトロチャージ

採用経緯:ザシアンで対策ができなかったバドレックス(こくばのすがた)に対する枠として採用。こだわりスカーフであると、あくのはどうに合わせて格闘やフェアリーテラスタルをされると対面負けてしまうため、打ち分け可能なとつげきチョッキを採用することで後出しを安定させた。

Aに下降補正をかけていないため、テラスニトロチャージでみがわりを突破し、Sの逆転も可能。バドレックスに対しては、ニトロチャージ+テラスオーバーヒートで安定に対応できる点がかなり強かった。

 

オオニューラ

特性:かるわざ テラスタル:フェアリー もちもの:きあいのタスキ

実数値(努力値):155(0)-200(252)-81(4)-x-100(0)-172(252)

技:フェイタルクロー、インファイト、テラバースト、どくびし

採用経緯:壁展開構築ならびに高耐久伝説ポケモン軸の構築に対しての補完枠として採用。どくびし展開をすることで、壁展開の積ターンでの定数ダメージや高耐久ポケモンへの定数ダメージで突破を狙う。どくびし+ザシアンのまもるの組み合わせもかなり強力であった。フェイタルクロー、インファイト、どくびしで目的の技構成は達成されていたため、壁展開のコライドンを意識してフェアリーテラスタルとテラバーストを採用した。フェアリーテラスタルでスケイルショットを無効にでき、S上昇させない点も強かった。

 

オーガポン(いど)

特性:ちょすい テラスタル:みず もちもの:いどのおめん

実数値(努力値):187(252)-140(0)-136(252)-x-116-144(4)

技:ツタこんぼう、やどりぎのタネ、みがわり、こうごうせい

採用経緯:高耐久伝説ポケモン軸の主軸として採用。オオニューラのどくびし+やどりぎのタネでの定数ダメージでの攻略する。テラスタル後のD上昇も含めるとかなりの高耐久ポケモンとなる。また、選出画面での水タイプ一貫をきることも可能であり、圧力はそれなりにあったと感じている。

 

 

~基本選出~

vs ミライドン、コライドン、ザシアン軸

ザシアン+カイリュー+ガチグマ

初手のザシアンでミライドン、コライドンのSを確認(こだわりスカーフか否か)

こだわりならまもるで様子し、次ターンの行動を決める

 

vs バドレックス(こくばのすがた)

ザシアン+イーユイ+@1

一般ポケモンはザシアンで対応し、バドレックスはイーユイで対応することを意識する。初手ザシアンとバドレックスが対面した場合は、とりあえずきょじゅうざんで(笑)

 

vs テラパゴス、バドレックス(はくばのすがた)、壁展開構築

オオニューラ+ザシアン+オーガポン

基本的にオオニューラでどくびしを巻いて、ザシアン+オーガポンで詰めていく。

 

vs ホウオウ、カイオーガ

ザシアン+オーガポン+@1

ホウオウはだいたい初手にくるので、オーガポンを合わせてテラスタルを強要か引きを強要させることで、ザシアン+@1で通すプランを考える。

カイオーガ軸に対しては、初手にザシアンを出し、カイオーガ対面ができればS判定が可能になり、かなり戦いやすくなる(まもるで雨ターンもこちら側でも調整可能)

 

 

~シーズン18を終えて~

初めての伝説ポケモン環境で環境がガラリと変わりかなり楽しめたシーズンでした。

最終日は2ROM100位代からスタートで自己最高順位を狙いにいきたかったが、それは叶うことはなかった。今回の構築は自分なりにかなり納得のいく構築であったが、結果を残せなかったことがただ悔しい。自己ベストを更新できるように今後も頑張っていこうと思う。

最終日対戦した方々ありがとうございました!!

 

そして、ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた、ランクバトルでお会いしましょう。

 

アディオス!