S9 シングル 最終44位 BIG6への解答!?~カミに捧ぐ未来からのプレゼント~

みなさん、こんにちは ohvi です。

 

レギュレーションDシーズン9では最終44位を取ることができましたので、構築記事を書くことにしました。

少し長めの構築記事になると思いますので、時間のある時にゆったり読んでいただければと思います。

 

今回使用した構築↓

 

~構築経緯~

レギュレーションDシーズン9では、

ディンルー、カイリュー、サーフゴー、パオジアン、ハバタクカミ、水ウーラオスの並び(BIG)が主流であり、これらにある程度安定して勝てる構築が必要と考えました。

加えて、ドヒドイデディンルー構築やドヒドイデチオンジェン構築にも最低限の対策は必要と考えました。

また、自分の現時点の目標は、最終1位ではないため、すべての構築に対して勝ちを狙いにいくのではなく、主流の並びに対して安定した勝ちを狙うことで、順位を上げることを意識して作成した構築です。

1桁を狙いにいける構築ではないことはご理解ください。

今回は、主に立ち回りで意識していたことについて解説していきたいと思います。

 

 

~個体紹介~

悪ウーラオス 毒テラス きあいのタスキ

実数値(努力値):191(124)-200(252)-121(4)-*-81(4)-133(124)

H:定数ダメージを意識した191調整 

S:準速カイリュー抜き

技:あんこくきょうだ、ドレインパンチ、ふいうち、つるぎのまい

本構築の軸になるポケモン

専用技のあんこくきょうだの突破力に着目し、採用。

ドレインパンチの採用とHに努力値を割くことで対面性能をより上げることにした。

 

テツノツツミ 鋼テラス ブーストエナジー

実数値(努力値):135(28)-*-139(36)-168(188)-80-206(252) 

HB:陽気パオジアンのせいなるつるぎ確定耐え

技:フリーズドライハイドロポンプ、テラバースト、アンコール

本構築の第2軸のポケモン。基本的に悪ウーラオスと共に選出。

フリーズドライハイドロポンプの技範囲が広いため、単体としても活躍した。

ハバタクカミを意識したテラバースト、相手の動きを固定できるアンコールを採用。

ハイドロポンプを当てれば最強のポケモン

(構築記事を書いている時に、努力値が6余っていることに気付きました。)

 

ミミッキュ ゴーストテラス いのちのたま

実数値(努力値):135(36)-120(76)-123(180)-*-126(4)-157(212)

HB:いじっぱりパンチグローブ水ウーラオスの水流連打確定耐え(化けの皮+いのちのたまx2回分)

S:最速コノヨザル抜き

技:じゃれつく、かげうち、いたみわけ、のろい

基本的には初手に選出して対戦展開の誘導役かつ、相手の展開構築の妨害役として採用。

Hはいたみわけの際に相手を大きく削れるように極力低くし、Bに厚く振ることで、耐久性を上げより展開を誘導させやすくした。

 

サーフゴー ひこうテラス ゴツゴツメット

実数値(努力値):193(244)-*-161(252)-153-111-106(12)

HB:ほぼぶっぱ

技:ゴールドラッシュ、シャドーボール、わるだくみ、じこさいせい

ドヒドディンルー構築、ドヒドチオン構築対策枠として採用。

アタッカーとしての役割ではなく、耐久性能を高めることでサイクル戦に適応できるようにした。

カイリュー対してはテラスを合わせることができれば突破できること、環境のパオジアンのかみくだくの採用率が高くないこともあり、意外と活躍した。

 

イーユイ ゴーストテラス こだわりスカーフ

実数値(努力値):133(20)-*-100-205(252)-140-150(236)

S:準速スカーフウーラオス抜き

サイクル構築に対して高火力を押し付けることを目的として採用。

初手に選出し、数的有利を取ることも多々あった。

初手のイーユイ同士の対面でSが負けているとあくはひるみで一方的に削られてしまうこともあったので、準速か最速にしても良かったのかもしれない。

技の一貫性が取れた際のスイープ性能は凄まじかった。

 

アイコン

化身ランドロス みずテラス とつげきチョッキ

実数値(努力値):191(212)-130-110-141(44)-100-168(252)

H:定数ダメージを意識した191調整

構築に地面と電気を流せるポケモンがいないため、ランドロスボルトロスを検討した。化身ランドロスを採用した理由は、ウーラオスに上から攻撃できることと、特殊の地面技が環境に通っていた(特殊受けのヒードランやヒスイヌメルゴンにも打点有)こと、特性のちからずくで耐久に割いた努力値をカバーできるため。

サイクル戦での耐久性能を上げるためにとつげきチョッキで採用。

とつげきチョッキを持たせることで臆病C252ハバタクカミのムーンフォース+テラスムーンフォースを確定耐え。(H68B252振りハバタクカミまでであればじしん確定2発)

じしんは、化身ランドロスが特殊型が多いため、特殊受けに出してくるポケモンに対してかなり有効だった。

また、うちおとす→だいちのちからでロトムやサンダー、アーマーガアにも打点をもつことができた。

 

 

~選出、立ち回り解説~

vs BIG6

基本選出:ミミッキュ、テツノツツミ、悪ウーラオス

ハバタクカミが基本選出されるため、ハバタクカミとテツノツツミ対面を上手く作り、鋼テラバーストで有利不利を逆転し、そのまま勝ちにつなげることを意識する。

イーユイ+ランドロスの圧力でサーフゴーはあまり選出されないため、考慮しない。

 

<初手ウーラオス対面の場合>(ウーラオス+ハバタクカミ+カイリューが多い)

初手水ウーラオスの場合は、ミミッキュのじゃれつくから入り、相手のSを判定する。

ミミッキュの方が早い場合は、次ターンでアクアジェットを打ってくるため、テツノツツミに交代し突破する。相手がハバタクカミを出してきた場合は、テラバースト+テラバースト(orフリーズドライ)で突破し、3対1の状況を作れるためかなり有利状況を作れる。

ミミッキュの方が遅い場合は、ミミッキュ切りのテツノツツミ出しで、同様の状況を作ることができるため、最終的に2対1に持っていけることが多かった。

ラストは対面性能の高い悪ウーラオスのため、ほとんど負けることはなかった。

 

<初手ディンルー場合>

のろい→いたみわけ→いたみわけ→じゃれつくで突破することができる。

水ウーラオスが出てきた場合は、じゃれつくでS判定する。アクアジェットを打ってきた場合は、テツノツツミ出しのアンコールで固定もしくは、3体目を確認できるため、その後の展開を想定することができる。

相手がテラスタルを使用した場合もディンルーを大きく削ることができるため、テツノツツミで突破が可能。ハバタクカミが出てきた場合はテラバースト展開に持ち込む。

 

<初手カイリューの場合>

のろい→じゃれつくで突破できる。テラスタルされた場合は後続のテツノツツミに繋ぐことができる。(カイリューのHPは赤色で次ターンののろいで落ちる)

相手視点は、身代わりを考慮するとしんそくは打てないため、割と安全にカイリューを突破することができ、次点でハバタクカミが出てくることが多く、この時点で誘導できているため、こちら視点ではかなり有利。

 

<初手パオジアンorハバタクカミの場合>

じゃれつく→かげうちでほとんど突破できる。

パオジアンのつららひるみは運が絡んできてしまうが、そこは神頼み笑

初手のハバタクカミは耐久振りが多く、じゃれつく+じゃれつくで落とせない場合は、ゴーストテラスかげうちで突破することが重要。

このミミッキュが残っている状態で数的有利を取ることができれば、かなり有利な展開に持ち込める。

 

vs ドヒドディンルー、ドヒドチオン構築

基本選出:サーフゴー+@2

相手の選出が@1が高火力アタッカーであることが多く、相手の@1を落とすことでサーフゴーで詰めることができる。そのため、相手の@1に対して強くでれるポケモンを2体選出する。

 

vs サイクル構築(ランドロス構築)

基本選出:イーユイ、化身ランドロス、サーフゴー

イユーイ、ランドロス、サーフゴーは相性補完が良いため基本的にはこの選出でサイクルを回していく。イーユイの高火力を押し付ける状況を作り出せれば、かなりサイクル戦を有利な展開に持ち込むことができる。

 

vs オオニューラ構築

基本選出:イユーイ+テツノツツミ+悪ウーラオス

初手イユーイから出し、オオニューラ対面ができた場合は、サイコキネシスで突破する(タスキオオニューラがほとんどいないため)。

この時点で数的有利を取ることができるため、後はイユーイでスイープすることを狙っていくことで勝ちにつなげることができる。

 

 

こんな感じでシーズン9は流行りの構築に対して、自分なりの解答を用意することができたので、それなりの結果を残すことができたのだと思います。未完の構築であることは間違いないので、アドバイス等いただけると嬉しいです。

 

まだまだ未熟者ですが、ポケモンと向き合っていい結果を残せるように頑張っていきたいと思います。

それではみなさん、また会う日まで

アディオス!